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  • 中井英策商店について

    中井英策商店は、北海道独自の食文化として定着している「飯寿し(いずし)」を主力商品に、創業からおよそ70年、数多くのお客様に愛されて参りました。

    「いずし」とは、北陸から東北の日本海側、そして北海道全域を主な分布エリアとする独特な発酵食品で、魚介類の切身と米麹・塩・野菜などを重ね漬けして重石を乗せおよそ2~3週間発酵熟成させた、伝統的な郷土料理です。

    当社は、戦前の昭和10年に北海道浦河町で初代・中井英策が水産加工業として創業しました。戦中戦後の動乱期を経て業務を休業していましたが、1978年に現会長・中井英光が現在地の伊達市南稀府町で事業を再開しました。

    1980年に本格発売した「キンキいずし」が時の「一村一品運動」の先がけとして伊達市から推薦を受け、後にヒット。現在当社の主力商品となっています。

    「いずし」は現代の一般的なお寿司(握り寿司)の原点とされており、金沢の「かぶらずし」、秋田の「ハタハタずし」などが有名です。「魚(いお)ずし」が転訛して「いずし」になったと言われています。

    米だけを使って長期間発酵させる「なれずし」の流れを汲みながらも、糀を使って短期間発酵させるという独特の製法で生まれる独特の旨みは、クセの無い上品な味わいに仕上がっています。

    この「いずし」の伝統的な製法を受け継ぎながらも、独自の技術・オリジナリティーを加え現代にマッチした美味しい「いずし」を、是非ご賞味ください。

    「キンキいずし」のこだわり

    発売から今年で45周年を迎えた当社の看板商品。2013年11月には、農水省主催の食品コンクール「地場もん国民大賞」唯一の北海道代表として全国審査会に参加、審査員賞を受賞しました。

    2014年10月には、同じく農水省主催のフードアクション・ニッポンアワードで「食文化賞」を受賞するなど、北海道だけでなく全国から高い評価をいただく商品に育てていただきました。毎年秋には道内外のメディアが取材に訪れ、「冬に向けた北海道の伝統的発酵食品」として取り上げられるなど、注目度はますます高まっています。

    濃厚な脂が乗って美味しい魚で知られるキンキですが、当社「キンキのいずし」は、意外とあっさりと上品でクセが無く酸味も抑えられているために、老若男女どなたでも美味しく召し上がっていただけます。